Trelloで物足りなくなったら:Ganty vs Trello
Trelloはカンバンとしては最もシンプルで導入しやすいツールですが、依存関係やガントチャートを使った工程管理には向きません。両者の使い分けを整理します。
Trelloとは
Trelloはカンバンボードの代名詞ともいえるシンプルなタスク管理ツール。Atlassian社が提供しており、世界で数千万人が利用しています。
料金比較
2026年4月時点の公開情報をもとにしています。最新情報は各社公式サイトをご確認ください。
| 項目 | Ganty | Trello |
|---|---|---|
| 無料プラン | 5名まで・5プロジェクト | 10ボードまで(無制限ユーザー) |
| 標準プラン(月額/ユーザー) | ワークスペース980円(年払で780円) | Standard 約US$5/ユーザー |
| ガントチャート(タイムライン) | 全プランで標準 | Premium以上(約US$10/ユーザー) |
機能比較
| 機能 | Ganty | Trello |
|---|---|---|
| ネイティブガントチャート | 対応 | Timelineビュー(Premium以上) |
| 依存関係の連動更新 | 対応 | 非対応 |
| クリティカルパス | 対応 | 非対応 |
| 進捗率の自動集計 | 対応 | 非対応 |
| 機能 | Ganty | Trello |
|---|---|---|
| カンバンボード | メンバー別タスク一覧で代替 | 対応 |
| サブタスク/チェックリスト | 対応 | 対応 |
| 機能 | Ganty | Trello |
|---|---|---|
| AIタスク自動生成 | 対応 | Atlassian Intelligence(Premium以上) |
| AIガント分析 | 対応 | 非対応 |
| 機能 | Ganty | Trello |
|---|---|---|
| Excelエクスポート | 対応 | CSV(Standard以上) |
| PDFエクスポート | Standard以上 | Power-Up経由 |
Gantyを選ぶ4つの理由
本格的なガントチャートが必須なら一択
Trelloはカンバンが主役で、ガントチャート(Timelineビュー)はPremium以上のサブビューです。依存関係連動やクリティカルパスは提供されません。Gantyは最初からガントチャート専用に作られています。
依存関係を正しく管理できる
Trelloでは依存関係をPower-Upで補完しても、変更時の自動連動や警告は限定的です。Gantyは依存関係を中心とした設計で、変更が下流タスクに即座に伝搬します。
AI機能が標準プランから使える
TrelloでAIを本格的に使うにはAtlassian IntelligenceなどPremium以上の機能が必要です。GantyはStandardプランから月100回のAIタスク生成が使えます。
プロジェクト数が増えても料金が変わらない
Trello無料プランは10ボードまでの制限があります。GantyはStandard以上でプロジェクト無制限、人数で料金が増えないワークスペース課金です。
Trelloの方が向いているケース
正直な比較のため、競合の方が向いているケースも書いています。
用途がカンバンだけなら無理に乗り換える必要なし
Trelloの最大の魅力はシンプルさです。スケジュールではなく「いま何を進めるか」だけを管理したいチームには、TrelloまたはJira等の方が直感的です。Gantyにもメンバー別タスク一覧はありますが、純粋なカンバン用途ではTrelloが上です。
移行のしやすさ
Trelloの「Print and Export」機能でJSONまたはCSVでカードをエクスポートし、Gantyのインポート機能で取り込みます。リスト名はGantyのタスクグループ/フォルダに、カード名はタスクに、期日と担当者はそのままマッピングできます。チェックリストはサブタスクに変換します。
実際に切り替えたチームの声
“5年以上Trelloでカンバン運用してきましたが、プロジェクトが大型化して納期管理が追いつかなくなりました。Gantyに移してからは、いつ何が遅れているのかが一目でわかるようになっています。”