公開ガントチャート
サグラダ・ファミリア建設工程 1882–2034
世界一有名な「未完の聖堂」。着工から144年、ガウディ没後100年でついに主要構造が完成しました。その全工程をガントチャートにまとめ、実際に触れるデモとして公開しています。
最終更新: 2026-06-16
建設の主なフェーズ
基礎と地下聖堂
1882–1894
1882年3月19日に最初の礎石。当初はビリャールによるネオゴシック様式で、翌1883年にガウディが主任建築家を引き継いだ。地下聖堂の聖ヨセフ礼拝堂で1885年に最初のミサが行われた。
出典を見る誕生のファサードとガウディの時代
1894–1936
ガウディは生涯をこの聖堂に捧げ、誕生のファサード(信仰・希望・慈愛の3つの門)と4本の鐘塔、ロザリオの回廊などを進めた。生前に完成を見た鐘塔は聖バルナバ(1925年)ただ1本。1926年の没時点で完成度は25%未満だった。
出典を見る内戦による中断と模型の復元
1936–1954
1936年のスペイン内戦で工房が襲撃され、ガウディの石膏模型と図面の多くが破壊・焼失。以後、残された断片から模型を復元する作業が続けられ、これが今日まで設計の拠り所になっている。
出典を見る受難のファサード
1954–2009
1954年に着工。傾いた柱と4本の鐘塔を含む構造は1976年に完成。彫刻家スビラックスは1987年から制作を始め、青銅の扉(ゲツセマネ1995・戴冠1997・福音書の中央扉2000)や彫像群を2004年まで手がけた。
出典を見る内部の完成(身廊・天井・献堂)
1986–2018
森のような4種の石の柱が立ち上がり、主身廊の天井が2000年に完成。交差部・後陣の天井と主屋根、主祭壇とバルダキーノが整い、2010年11月7日に教皇ベネディクト16世が献堂、バシリカの地位を与えた。身廊のステンドグラス(ビラ=グラウ)は1999年から約20年かけて制作された。
出典を見る中央の6塔(18本の尖塔が完成)
2015–2026
最も高い6本の塔の建設が2015年に本格化。マリアの塔(138m・2021年)、4本の福音史家の塔(マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネ/135m/2022〜2023年)に続き、2026年に中央のイエス・キリストの塔(172.5m)が完成。18本すべての尖塔が初めて出揃った。
出典を見る栄光のファサードと最終仕上げ
2002–2034
正面玄関にあたる「栄光のファサード」と4本の使徒の塔(ペトロ・パウロ各117m、アンデレ・大ヤコブ各112m)、被昇天の礼拝堂、サクリスティアなどは現在も建設中。装飾を含む全体の完成は2032〜2034年ごろと見込まれている(年代は予測)。
出典を見る文献・出典
- Encyclopædia Britannica — Sagrada Família
- UNESCO World Heritage — Works of Antoni Gaudí
- Basílica de la Sagrada Família (公式)
- Sagrada Família 2026 (公式プログラム)
- Subirachs — Passion façade doors (公式)
- Vatican News — 中央塔の完成 (2026)
- Euronews — Tower blessed by Pope Leo XIV (2026)
- Dezeen — 2026 milestone & completion date
主要な完成年とマイルストーンは上記の文献に基づく確定値です。一方、個別要素の細かな着工年や進捗、および「栄光のファサード」以降の将来日付は概算・予測のため、チャート上で「(推定)」と明示しています(年単位で整理)。