Googleスプレッドシートのガントチャートに限界を感じたら:Ganty vs Google Sheets
Google Sheetsは無料で手軽ですが、依存関係の自動更新やクリティカルパスはありません。手作業での日付調整がつらくなってきたチーム向けに、正直に比較します。
Google Sheetsとは
Google Sheetsは無料で使える表計算ツール。リアルタイム共同編集に優れ、テンプレートや積み上げ棒グラフでガントチャート風の表を作れますが、ガント専用ツールではありません。
料金比較
2026年4月時点の公開情報をもとにしています。最新情報は各社公式サイトをご確認ください。
| 項目 | Ganty | Google Sheets |
|---|---|---|
| 料金 | 5名まで無料/ワークスペース980円〜(年払780円) | 無料(Googleアカウント) |
| ガント専用機能 | 標準装備 | なし(テンプレ/手作業で代用) |
| 規模の目安 | 数百タスクでも軽快 | 30タスク程度が目安 |
| 課金単位 | ワークスペース単位 | 無料(PM専用機能は非搭載) |
機能比較
| 機能 | Ganty | Google Sheets |
|---|---|---|
| ネイティブのガントチャート | 対応 | 手作業で代用 |
| 依存関係の自動調整 | 対応 | 非対応 |
| クリティカルパスの可視化 | 対応 | 非対応 |
| ドラッグ&ドロップでの期間変更 | 対応 | 非対応 |
| 機能 | Ganty | Google Sheets |
|---|---|---|
| AIによるタスク自動生成 | 対応 | 非対応 |
| AIガント分析(遅延検知) | 対応 | 非対応 |
| Claude / MCP連携 | 対応 | 非対応 |
| 機能 | Ganty | Google Sheets |
|---|---|---|
| リアルタイム同時編集 | 対応 | 対応 |
| プレゼンス表示 | 対応 | 対応 |
| 機能 | Ganty | Google Sheets |
|---|---|---|
| Excelエクスポート | 対応 | 対応 |
| PDFエクスポート | Standard以上 | 印刷経由 |
| 閲覧専用の共有リンク | 対応 | 対応 |
| 機能 | Ganty | Google Sheets |
|---|---|---|
| 日本語UI | 対応 | 対応 |
| 国内法準拠(特商法など) | 対応 | Google全体の規約 |
Gantyを選ぶ3つの理由
依存関係とクリティカルパスが自動
Google Sheetsでは、あるタスクが遅れたら後続の日付を手で直す必要があり、どのタスクが納期を左右するか(クリティカルパス)も分かりません。Gantyは依存関係を設定すれば後続が自動でずれ、クリティカルパスも色で可視化されます。
30タスクを超えても破綻しない
手作りのスプレッドシート工程表は、タスクが増えるほど数式と色塗りの管理が重くなります。Gantyはガント専用設計なので、数百タスク・複数プロジェクトでも軽快に扱えます。
共同編集の手軽さはそのままに
Google Sheetsの良さであるリアルタイム共同編集や閲覧リンク共有は、Gantyにも備わっています。手軽さを失わずに、ガント専用機能だけを足せます。
Google Sheetsの方が向いているケース
正直な比較のため、競合の方が向いているケースも書いています。
完全無料・自由な表計算が目的なら
数件のタスクを箇条書きで管理する、あるいは独自の計算式で自由に集計したい場合は、無料のGoogle Sheetsで十分です。ガント特有の機能が要らないならわざわざ移行する必要はありません。
移行のしやすさ
Google SheetsのタスクはCSV/Excelに書き出してGantyに取り込めます(日付列・依存列を対応付け)。まず1プロジェクトだけ移して、依存関係とクリティカルパスの自動計算を試すのがおすすめです。
比較のまとめ
Google Sheetsは無料で手軽、共同編集も得意。ただし依存関係の自動更新やクリティカルパスが必要になり、タスクが30件を超えたあたりから、ガント専用ツールに移行する価値が出てきます。