ガントチャートのExcel出力・PDF出力を最大限活用する方法
Ganty Team
ガントチャートをExcelやPDFで出力したいというニーズは根強くあります。クラウドツールでプロジェクトを管理していても、報告書への添付、紙での配布、社外への共有など、ファイル形式でのエクスポートが必要な場面は多いものです。この記事では、ガントチャートのExcel出力とPDF出力を最大限に活用するためのテクニックを解説します。
ガントチャートをExcel出力するメリット
Excel出力が求められる代表的な理由は以下の通りです。
- 社内報告書への添付:多くの企業では報告書のフォーマットがExcelで統一されています。ガントチャートをExcel形式で出力できれば、そのまま報告書に貼り付け可能です。
- データの二次加工:Excel形式であれば、ピボットテーブルで集計したり、独自の計算式を追加したりと、データの加工が自由にできます。Excelと専用ツールの比較も参考にしてください。
- 社外共有:取引先やクライアントがクラウドツールのアカウントを持っていない場合、Excelファイルで共有するのが最も確実な方法です。
- オフラインでの閲覧:ネットワーク環境が不安定な現場(建設現場、工場など)では、ダウンロードしたExcelファイルが重宝します。
Excel出力で押さえるべき5つのポイント
1. WBSカラムを含める
タスクの階層構造(WBS番号)をExcelに含めることで、どのフェーズに属するタスクかが一目でわかります。WBS番号があると、他の管理資料との突合も容易になります。
2. 進捗率に条件付き書式を適用する
Excel出力時に進捗率カラムを含め、条件付き書式を設定すると視認性が大幅に向上します。例えば、0-25%を赤、26-75%を黄、76-100%を緑にすることで、遅延タスクが一目で識別できます。
3. 担当者カラムでフィルタリングできるようにする
担当者名をカラムとして出力しておけば、Excelのフィルタ機能で「特定のメンバーのタスクだけ表示」が可能になります。個人の作業量の確認や、1on1ミーティングの資料として活用できます。
4. 開始日・終了日を日付型で出力する
日付データが文字列として出力されると、Excelでの並べ替えや計算ができません。日付型で出力されるツールを選びましょう。これにより、DATEDIF関数での期間計算や、日付順でのソートが正しく機能します。
5. Google スプレッドシートとの互換性を確認する
社内でGoogle Workspaceを使っている場合、ExcelファイルをGoogleスプレッドシートにインポートして使うことが多いです。条件付き書式やセルの結合が正しく反映されるか、事前に確認しておきましょう。
ガントチャートをPDF出力するメリットと活用シーン
PDF出力は、ガントチャートのレイアウトを崩さずに共有できるのが最大のメリットです。以下のようなシーンで特に有効です。
- 経営層への報告:PDFならデバイスやOSを問わず同じ見た目で表示されるため、フォーマット崩れを心配せずに提出できます。
- クライアントへの進捗共有:編集不可のPDF形式なら、意図しない変更を防ぎつつ、プロジェクトの現状を正確に伝えられます。
- 印刷して現場に掲示:建設現場や工場では、大判のガントチャートを印刷して事務所に掲示することが一般的です。A3横向きでの出力が対応しているか確認しましょう。
- 契約・検収の証跡:プロジェクト完了時の最終スケジュールをPDFで保存しておくと、検収の根拠資料として使えます。
PDF出力で押さえるべきポイント
用紙サイズとレイアウト
タスク数が50を超えるプロジェクトでは、A4では文字が潰れて読めなくなります。A3横向きでの出力に対応しているか、またはカスタムサイズが指定できるかがツール選びの重要なポイントです。
カラーとモノクロの切り替え
カラー印刷できない環境も少なくありません。モノクロでも判読できるPDF出力(ハッチングやパターンで区別する方式)に対応していると、利用シーンが広がります。
出力範囲の指定
プロジェクト全体ではなく、特定のフェーズや期間だけをPDF出力したいケースは多いです。日付範囲やフェーズを指定して出力できる機能があると、報告書に使いやすい資料が作れます。
GantyのExcel/PDF出力機能(進捗報告にも活用可能)
Gantyでは、ガントチャートのExcel出力とPDF出力の両方に対応しています。Excel出力ではWBSカラム、進捗率、担当者情報を含むフォーマットで、Googleスプレッドシートへのインポートにも対応。PDF出力はA3横向きに対応し、カラー・モノクロの切り替えが可能です。作成したガントチャートを、報告書・プレゼン資料・現場掲示用に活用してください。